|
|
旅に出ると決めた。 付き合うと言う奴が居た。 理由が呆れるような内容だったけど、楽しくなりそうで嬉しかった。
旅に出る前に、少し真面目な顔で言い難そうに話をされた。 自分と居る事で、狙われる事が多くなるかもしれないと。 今までの旅だって普通の旅では無かったし、さんざん狙われてたから、あとは気持ちの問題なんだろうと思って返事をした。 ホッとした様な、困った様な、嬉しそうな顔で見るから、何て顔してんだって、思わず笑ってしまった。
実際よく狙われたけど、アイツを狙っての事より、この行動をおこしている俺達を狙っての事の方が多かったし、絶体絶命の危機って時もあったけど、本当の危機感というのはあまり感じなかったように思う。 この旅に出るまでにしていた事が、どれ位厳しいものだったのかって、実感した。
でも いつでも何とかなるって思えたのは 背中を預けるのがアイツだったからだろう
今考えると、アイツにとって俺がそうであるようにと思いながら行動していた気がする。 実際どう思われてたのか、聞くのはちょっと怖いし、照れくさいから聞かなかったけど。
切り株に腰掛けて空を見ながら そんな事を考えてた
|
|
|
|
2005年10月23日(日)
No.158 |
|